セクション C3：薬剤除去サイクル; C3.1 薬剤除去サイクルが必要な場合; 薬剤除去サイクルを手動で開始する場合; C3.2 手動での薬剤除去サイクル - Nanosonics trophon EPR Bedienungsanleitung

セクション C3：薬剤除去サイクル
薬剤除去サイクルでは、カートリッジ内と装置内に残った殺菌剤を除去し、殺菌剤を酸素と水に変換
します。
C3.1 薬剤除去サイクルが必要な場合

薬剤除去サイクルが必要になると、画面にその旨が表示されます。これは、カートリッジの
挿入から 30 日後に、殺菌剤の使用期限が切れると起こります。画面表示に従って薬剤除去を
行います。
薬剤除去サイクルを手動で開始する場合

修理の依頼が必要となるようなエラーを装置が検知した場合

装置の持ち上げや移動の前

トラブルシューティングの際 (サービス担当者が強制で行う場合のみ)
C3.2 手動での薬剤除去サイクル
注：除去サイクルが開始されると、一時停止は可能ですが、サイクルの取消はできませんのでご注意
ください。薬剤除去サイクルが再起動しないよう、除去中は装置の電源を切らないでください。除去
中は絶対にカートリッジのドアを開けないでください。
1. 薬剤除去サイクルを手動で開始するには、

手袋を着用し、装置内に空の廃棄物容器がしっかり収まっているか確認します。

メニュー
を選択して

システムから殺菌剤をすべて除去しますか?
画面に

はい
を選択すると薬剤除去サイクルが開始します。
2. 薬剤除去サイクルには通常 35 分を要します。 (最長 100 分)
3. 除去サイクルが完了したら、手袋を着用し、画面の
廃棄物容器をセットしてください
4. 次の画面表示は以下の通りです：
OK
を選択すると、
5.
トリッジが取り出せるようになります。カートリッジのドアを無理に開けないでください。
カートリッジを交換してドアを閉じてください
6. 次に、画面の
C3.3 装置の移動
 trophon EPR の移動を行う前に、薬剤除去サイクルを実行し、装置の電源スイッチを切ってコ
ンセントからコードを抜いてください。
 不必要に動かしたり、作業台上を引きずったりしないでください。
 装置は移動中も常時立てておいてください。
セクション C4：未完了あるいは失敗の処理サイクル
このセクションでは、殺菌処理サイクルが正常に完了しなかった場合よく見られる状況と、その対処
法について解説します。(パート D「トラブルシューティング」も参照してください。)
C4.1 停電
装置の作動中に通電が停止すると作動中の処理サイクルは完了しません。
 電源が復旧したら、画面の表示に従い装置から安全にプローブを取り出します。
 使用中だった化学指示薬は廃棄し、新しい指示薬に交換します。殺菌処理サイクルを再度行い
ます。
 プローブが直ちに必要で、電源が復旧しない場合は、セクション C4.3 の手順を行います。
L00049 5.0 03/2017
除去
が表示されるまでボタンを押し、
という指示に従います。
カートリッジが空です。今交換しますか?
安全確認中
と表示された後にカートリッジドアが自動的に開き、空のカー
を選択します。
OK
と表示されます。
廃棄物容器を取出し空にしてください
に従います。
と
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